上司の一言が大きな改善につながることは多い (朝礼ネタ93)

会社において、日々同じ作業を繰り返している従業員さんにはいろいろなタイプの人がいます。

もっと早くする方法はないか?、もっと楽にできる方法はないかなどと常に考えながらやっている人や、自分がこうだと決めつけたら、回りに言われようともやり方を変えない人、そして誰かの指示でそれに従う人などです。会社にとっては常に考えてくれる人がいいわけですが、全員がそうとは限りません。

会社にとって、生産性や作業効率を上げるのは必須です。そこで会議で決まったことや、その他もろもろなどを口頭や文書で現場に伝えることが多いと思います。しかし実際は一向に改善が見られません。

かつてこんなことがありました。冷凍商品の中身をスチロール箱に商品別に入れ、40個ほどになったスチロールを金属枠の台車に乗せ、日々注文に応じて中から取り出すようにしました。しかし冷凍庫内でスチロールどうしが凍りつき、箱どうしがくっついてしまい、作業効率が落ちてしまいました。その作業を担当する人は、いつもくっついたスチロールをむりやりはがしていました。作業員に感想を聞くと専用の箱を買ってもらいたいと言っていましたが、これも経費がかかります。

それを見ていた別の上司が、スチロールの間にシートを入れてみたら?と投げかけました。そのシートは、ナイロン製で元箱に入っているもので廃棄するものでした。じゃあやってみますと言って、シートを実験的に一列だけ敷いてみました。翌日その一列は全く凍り付いていないのです。その日から全部にシートを敷き、大きな作業改善になったのは言うまでもありません。

『灯台下暗し』とよく言われます。毎日同じことをやっていると、それが当たり前になり、不都合に感じなくなってしまいます。そして他者からの助言を聞いてハッとします。やってみてなるほどと!思うのです。

このように、自分たちだけで考えるのもいいですが、たまには他の人に見てもらうのも一つの方法だと思います。私の日常もどなたかに見てもらいたいと思います。

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