長なる者の資質 (朝礼ネタ74)

世界的大企業・京セラを創業し、経営不振に陥った日本を代表する航空会社・JAL再建の采配をとった大経営者である稲盛和夫氏が、
ある講演で八つの「長なる者の資質」について語っています。

1.担当部門に対し夢・理想を持っている事
2.その夢・理想を実現するための強い信念・勇気・情熱を持っている事
3.担当職務達成のために必要な全業務を把握し、分解し、まとめ上げられる事
4.職務達成のために、小心の言われるほどの細心な神経を持って当たる事
5.信頼できる部下を選び、分解した業務に配置できる事
6.部下の信頼度を常にチェックできる人
7.部下に信頼される事
8.新たな目標を自ら探し、それに果敢に挑戦する事

稲盛氏が40歳代の働き盛りで猛烈に忙しい時期に、自分と同じ様に考え、分身といえるほど信頼できて片腕になってくれる部下を、
一人でも多く欲しいと切望していた頃に、こんな資質を身に付けてくれと周囲にうわ言の様に言っていたそうです。

現状に満足せずに常に高い目標を設定し、それに向かって全力を注ぐ。
その達成のためには、組織を作り、部下を育て、信頼され信頼し、分担し且つ全責任を自信が負う為に細心にチェックも怠らない。
そんな長の理想がここ集約されており、理想だけに非常に高い要求でもあります。

しかしそれはそのまま、稲盛氏が自身に課していた、トップとしてあるべき姿だったのではないでしょうか。
要求するには当然自身がそれ以上でなければなりません。それは身が震えるほどの厳しさです。
この自己への厳しさこそが、学ぶべき第一なのではないでしょうか。

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