面倒な相手ほど面白い (朝礼ネタ72)

今日は先日私が携帯電話ショップでの事を皆様にお伝えしようと思います。

もう長い間機種変更をしてないので、お店に向かいました。

本筋には関係ありませんが、4年半使いました。

昔であれば、4年なんてのはまだ新しいうちでしたが、パソコン・スマホにおいて、もはや化石、と若い方には言われるかも知れません。

そこで見た光景に私は可哀想だと思いました。

お年を召したお客様が、来られていました。
皆さんから見たら私も年寄りかも知れませんが、私より高齢の方です。

若い販売員が、ご高齢のお客様に、大声を出している。
怒っているわけではないんです。

イライラしているんですね。
よく見る光景ではないでしょうか?

そんな時の販売員さんの気持ちを皆さんはよくわかるでしょう。

私はお客様のお気持ちがよくわかります。

しかし、ここで可哀想なのはどちらでしょうか?

ご高齢のお客様ですか?

違います。
実は、若い販売員さんの方なのです。

ご存知のように携帯電話の料金体系は複雑です。
たまに、販売員さんもよく熟知してないことがある。

そこに、ご高齢のお客様です。
なかなかご説明、ご理解いただくには、労力を要します。
確かにそうです。

詳しくシステムを、まぁ、取り扱っている商品の内容ですね。
それを理解することも必要ですが、お客様をバカにしている態度で臨んでいる。

これが、この販売員さんの可哀想なところです。

そもそも何故人はイライラするのでしょうか?
わかりますか?

それはね、行き詰っているからなのです。
「自分が最大限わかりやすく言っているのに、何故このババアはわからないのだ」と彼は思っています。

だから、声も大きくなる、お客様が話しておられるのに、自分が言葉をかぶせて話す。
しかし、ご高齢のお客様は幸いにもお耳が遠い。

ですから、どんなに彼が怒鳴ろうとも、同じ事を何度でも尋ねて来られる。

怒っても怒っても、同じ事を同じ調子で尋ねていただける。
自分もプイと逃げ出すわけにはいかない。

そうやって仕事を辞める方もいるかも知れませんが。

若い販売員さんは辞めませんでした。
そこは良かった。

しかし、同じ事を大きな声で、何度も何度も言っている。
しかも、少しずつ、言葉も荒くなってくる。

次第に、高齢のお客様の方が、言葉を変えてわかりやすく疑問をご説明くださっていました。

これでは、どちらが老人かわかりませんね。

何故彼は可哀想なのでしょう?

それは聞くことができないからです。

お客様のお話をごくごく丁寧にお聞きすることが大事なのです。

そこに答えが転がっているのです。

お客様の持って来られるご相談を解決することももちろんですが、お客様のご心配を取り除いて差し上げることが何より大事だと思いませんか?
そういう修行にはもってこいのお客様なのです。

話すことばかりに注意を向けるのではなく聞くことにも同じかそれ以上に労力をかけてください。

どうか皆さんイライラのないお仕事を。

もう1記事読みませんか?


職種別


シェアしていただけると喜びます。