教師の仕事は結構たいへん (朝礼ネタ672)

子供たちに勉強を教える教師のことを多くの人は「子供の子守をしているにすぎない。」という風に考えている人も多いと思います。なぜならば、子供に教える勉強というのはその教師が生徒時代に誰かから習ったことであり、すでに教師が理解していることを子供に鸚鵡返しに教えることだからです。

つまりは、勉強とは教師がすでに学生時代に習ったことを繰り返しているだけなので、たとえば受験勉強が得意だった人ならば、その科目を人に教えるのは容易いと多くの人は考えているようなのです。

確かに、このような考え方にも一理あります。なぜならば、教員が教えている科目は基本的に教員が苦手科目ではなく得意科目であった科目だからです。しかし、教員にとっては得意でも、それがそのまま多くの生徒にとっても得意になるとは限らないのです。

たとえば、数学が苦手な生徒にとっては数学の時間は苦痛でしかありませんが、数学の時間がほとんど遊びの時間と変わらないのです。このような相反する考えを持った生徒を相手にして教員はどのようにその科目を生徒に理解してもらうかを考えてものごとを教えなければならないのが教師の仕事なのです。

ですから、できる生徒だけのことを考えて授業をするわけにもいかず、かといってできない生徒に寄り添ってやる授業をするわけにもいかず、教師は結局受験になんとか対応できるくらいの学力をつけさせる、いわば基礎的なことしか授業では教えることができなくなるのです。

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