母子家庭の増加と子供の貧困率アップの関係 (朝礼ネタ667)

今の世の中、正社員が減ってアルバイトなどの非正規雇用で生計を建てている人も多く、貧困が広がっているそうですね。
それに伴って子供の貧困率も上がり、その事がテレビや雑誌などで取り上げられるようになりました。
厚生労働省の2015年の調査によれば、日本の子どもの貧困率は約14%で、17歳以下の子供の約7人に1人が貧困なのだそうです。
これは世界的にも高い数字です。
1日の食事が給食の1食だけ、という子供もおり、夏休みは給食が食べられないので、夏休み明けにはやせ細っている子供も居るそうです。

子供の貧困率が上がった理由に、離婚率の増加などにより片親家庭が増えた事があげられます。
片親家庭の貧困率は普通の世帯よりも高く、2015年の統計によると、ひとり親家庭の相対的貧困率は約51%で、2世帯に1世帯が相対的貧困世帯となっています。
この30年間で母子家庭の数は1.5倍に増えており、その80%以上が働いているにもかかわらず、非正規の場合は平均年間収入が約133万円だそうです。

ひとり親世帯の場合、家事と仕事の両立が難しいため、非正規の仕事につきやすく、どうしても収入が少なく安定しません。
また一人親家庭の場合、親が病気や怪我をして仕事が出来なくなった場合、一気に収入が0になっしまいます。
母子家庭の場合、子どもの年齢が高い世帯ほど、食費や学費などがかかり、経済的に困窮度が高いそうです。

母子家庭の場合は、元配偶者から養育費を受けている母親が少ないという事も、貧困率を上げる原因になっています。
2016年の統計によると、父親から養育費を受けているのは約24%、過去に受けた事があるのは約16%、受け取ったことがないのは56%と、半分以上のシングルマザーが養育費をもらっていません。

それなので子供の貧困に対して何か対策を立てなければと、全国で子供食堂やフードバンクが行われています。
片親だけで子供を養育する事にはどうしても限界があるため、周りの大人や社会が上手くフォローしていける社会になると良いですね。

もう1記事読みませんか?


職種別


シェアしていただけると喜びます。