お客様のことを考える (朝礼ネタ654)

自分の利益とお客様の利益が相反するという職種というのがあります。証券業界もその一つではないでしょうか。お客様が株式を売買すればするほど手数料収入が入るのが証券業界の常です。しかし、それは会社の利益につながりますが、お客様には利益にはつながりません。

つまり、会社としてましては株式を購入してそれが少し値上がったところで株式を売却してもらい、また別の株式を購入してもらうことで手数料収入が入りますが、それが必ずしもお客様の利益にはならないのです。

もし、お客様本位で考えるのならば一度購入した株式を売ることなく、その企業が成長し続ける限り保有することで利益をもらうという株式投資が理想的な株式投資になるからです。しかし、日本の上場企業でそのような成長力のなるような企業はほとんどありません。多くの企業は日本の景気に左右され、上がっては下がり、下がっては上がるを繰り返しているに過ぎないのです。

そのため、お客様には株式売買を多くやっていただき、我々がその手数料を頂戴するというビジネスは日本においては理にかなたビジネスだといえるのです。ただ、お客様に株式を売買していただくタイミングというのは景気のサイクルに沿っての売買であって、株式を購入して数日で株式を売却というような取引でなくともいいと思います。

ですから、私たちはまずはお客様のことを考えてできるだけ取引回数を少なくした株式売買をお客様に提案するという風に業界全体がなればいいと考えます。

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