使う用途によって異なる「はんこ」の種類 (朝礼ネタ621)

私は、玄関の下駄箱の中の取り出しやすいところに、朱肉をつけなくてもそのまま押印できるシャチハタを置いています。
よく「印鑑」や「はんこ」と言いますが、本来「印鑑」は「はんこ」を押印した印影のことであり、中でも自治体や銀行などに届け出ている特定の印影を「印鑑」と言います。
「はんこ」は「印章」とも言い、その歴史は「数百年前まで遡る」と言われるほど古く、現存する最古の「印章」は国宝にも指定されている金印の「漢委奴国王」です。
そんな「はんこ」は、確認や承認の意思を示し、宅配便や郵便物などの受け取りなどに使われます。

使う用途によって、「はんこ」は、種類が異なります。
住民登録をしている自治体に登録を申請後、受理され“印鑑登録”した「はんこ」が実印です。
「はんこ」の中で最も重要な印鑑の実印は、公正証書の作成や、金銭その他貸借証書、契約書、不動産取引、遺産相続などに使われます。
銀行で口座を開設するときに届け出た「はんこ」が銀行印です。
金銭の出納や、小切手、手形などを作成するときに使われる重要な「印鑑」です。
“印鑑登録”をしていない日常的に用いる「はんこ」が認印です。
印鑑証明が要らない書類や、伝票、出勤簿などの一般事務に使われます。
また、認印として使われるシャチハタは、印面がゴムのため劣化しやすいうえ、朱肉と比べ時間の経過とともに印影が消えやすいデメリットがあります。
そのため、実印や銀行印を押印する書類には使うことができません。
大量生産され、ホームセンターや100円ショップでも販売されているプラスチック製の「はんこ」が三文判です。
認印として使われることが多く、書類の認印にシャチハタが不可であっても、朱肉の印が必要な場合、三文判が認められていることがあります。

このように、よく使われる「はんこ」にもいくつかの種類があります。
実印や銀行印に比べ、認印は気軽に押印するイメージがありますが、確認や承認の意思を示していることに変わりありません。
認印であっても、よく内容を確認し、注意を払って取り扱いましょう。

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