普段の食事に取り入れたい健康食品の「へしこ」 (朝礼ネタ619)

いろいろある酒のおつまみの中でも、揚げ物や枝豆、ピーナッツなどを食べる人が多いかもしれません。 一方、酒のおつまみなのかご飯のおかずなのか判断に困るものもあります。

最近私は、美味しさや健康効果が注目されている「へしこ」を食べました。
「へしこ」は、樽などに押し込むことを「へしこむ」と表現することに由来します。 鯖や鰯が獲れる日本海側の若狭などで、日常生活に欠かせない保存食として作られた丹後・福井地方の伝統的な郷土料理です。

3枚に下ろした鯖の骨を抜き、軽く水洗いしたあと、密閉容器に並べた鯖が被るくらいの粗塩を振り、1ヶ月ほど冷蔵庫で保存し塩漬けにします。
鯖のアラ部分の塩漬けと、鯖の塩漬けでできた液体を混ぜ込んだ糠を漬物樽に敷き、輪切りにした鷹の爪と、鯖の塩漬け、糠を交互に重ねて入れていきます。 10ヶ月~1年ほど発酵させると食べられる「へしこ」は、あっさりした味が好きな方なら、6ヶ月ほどでも美味しく食べられます。
塩や糠はきれいに取り除いても、私が食べた鯖の「へしこ」は、ほんの一口かじっただけでも、椅子から落ちるほどしょっぱかったです。

発酵する過程で魚のたんぱく質が、大量のペプチドを生成するため、「へしこ」を食べると、ペプチドの高血圧を予防する効果が得られます。
「高血圧を予防する効果があるのではないか」と研究が行われ、「へしこ」を食べている人々に高血圧患者が少ないことが実証された結果、健康効果が知られるようになりました。
また、高血圧の予防のほか、糠に含まれている乳酸菌の脂肪の代謝を促進する働きによって、余分な脂肪が体に蓄積されることを防いでくれます。

十分発酵した「へしこ」は、ほとんど生臭さがなく、そのままでも、軽くあぶっても美味しく食べられます。
糠に含まれている乳酸菌やビタミンEの栄養成分を取り入れるためにも、香ばしく美味しい糠をつけたまま焼き、ごはんのおかずとしていただきましょう。
また、焼いてほぐした「へしこ」は、さまざまな料理に活用できます。 
炒めたごはんと、ほぐした「へしこ」、刻んだネギを使うと、調味料を使わなくても、「へしこ」の塩分が効いた美味しいチャーハンが作れます。 さらに、お茶漬けに乗せる、ピザやパスタの具としても、美味しく食べられます。

高血圧や高脂血症などの生活習慣病を予防する健康食品でもある「へしこ」は、チャーハンやピザ、パスタなど、さまざまな料理に活用できる魅力もあります。ぜひ普段の食事に取り入れてみたいです。

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