方向指示器の役目を再確認しよう (朝礼ネタ598)

最近、右左折時の方向指示器を出さない人が増えて来たように感じます。
また出してはいるけれど、曲がる寸前まで指示器を作動させずに、
ハンドルを切るのと同時ぐらいのタイミングでやっと出している人も多くいます。

道路交通法では、曲がる地点の30m手前には指示器を出さなければいけません。
「曲がるときに出せばわかるじゃん」と思いますか?
さらには「曲がるか曲がらないか、車の動きを見てれば指示器がなくても分かるでしょ」でしょうか。

ではなぜ30m手間なのか?
指示器の役目は、車が右左折していることを知らせることではありません。
次の行動として右左折するという「予定」を知らせるためにあるのです。
周囲はそれを見て、これから起こる状況に対応するのです。
例えば「前の車はこれから左折するのだから、速度を落とすはずなので気を付けよう」とか、
「右折するのだから、今のウチ左車線に避けておこう」とか、他車が予見して事前準備をできるのです。

予見は安全運転の必須です。
また車だけではなく、歩行者や自転車も指示器で車がどう動くのか予見ができます。
交差点で自転車が直進しようとしている時に、
並行走行している車が指示器もなく突然左折してくればどうなるかは明らかです。

このような意味で、交通安全のためには指示器の適正な使用は欠かせません。
免許証取得の際の講義で、指示器に関する勉強は全ての人が行ってきているはずですが、
なぜか不適切な使用方法に陥る人が出てくるのは、
ほとんどの場合、それでも事故は起こらないからです。
しかしそれは、その不適切な指示器の出し方で円滑に運転できているのではなく、
自分が気が付けないうちに周囲の車が自分の車を避けてくれているから、
事故が起こらなかっただけだと肝に銘じるべきです。

もう一度初心に戻って、方向指示器の扱い方が適切かどうかを点検しましょう。

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