集団の中の2:6:2の原理 (朝礼ネタ597)

これは私が学生時代にとある方から言われて非常に心を打たれた話です。

私は学生時代60人ほどの部活の部長を務めていました。その頃は毎日のように部の統括について悩んでいました。
1番の悩み(今となっては文句だと思いますが…)は「みんながやる気を出してくれない」という根本的かつシンプルなものでした。

文化系の部活で3カ月に1度イベントごとがあったのですが協力してくれる人が毎回数人でほとんどの人は傍観しており当日だけ楽しむ、
そんな部の雰囲気に不満を持っていながらもその状況を変えることが出来ない自分にいら立っていました。

そんなある日アルバイト中の居酒屋の常連客だった社長に学校生活のことを聞かれてこの状況を話してみました。
そしたらその社長は笑いながら「全員がやる気に満ちあふれている会社なんて絶対にないんだよ、組織とはそういうもんだ」
と話しだしました。

「人間でも動物でも大勢が集まると不思議なことが起こるものでね、
2割の働き者、6割の無難に働く人、2割のさぼる人に絶対分かれてしまうんだよ。
人が減ったり増えたりした時も6割の人から働き者に変わったり働かない人になったりと
割合は崩れることなく普遍的に保たれるものなんだよ
それでね、会社っていうのはこの2割の働き者が頑張っていれば何とかなるもんなんだよ」

と語ってくれました。

加えて話してくれたことが「リーダーとして大切なのはこの2割の働き者の信頼を失わないこと。
それができれば何とかなるから」と話してくれました。

その時ハッとさせられたのが私はさぼりがちな人たちに頭を悩ませすぎていて本当に頑張ってくれて
近くで支えてくれる人のケアを怠っていたのではないかという事です。

私がこの社長の話で学んだのは「ざっくりとした悩み」のような解決策がコレ!とすぐに思い浮かばないような壁にぶつかったときは
まず、自分の身近な人、自分を支えてくれている人を思い返して大切にすることから始めようという事です。

自分が置かれている環境をガラッと変えることはとてもハードルが高いです。
しかし、大切なものをあらためて認識し、感謝するということは悩んでいるときにはどうしても見失いがちです。

だからこそこの2割の人間を1番に、最優先に大切にしましょうというのが私の人生のモットーです。

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