カンガルーの赤ちゃんの誕生日は、お母さんの袋の中から顔を出した日 (朝礼ネタ587)

どこか人間のおじさんのようなしぐさが愛くるしい、動物園などにいるカンガルーのしぐさに、釘づけになる人も多いかもしれません。

草食動物のカンガルーは、食べた草を消化するときに細菌や微生物が働き、筋肉を作るために身体に必要なアミノ酸を体内で生成することができます。 そのため、草食動物の馬やウサギなどの多くも筋肉質ですが、繁殖のため身体を鍛えているカンガルーは特に筋肉が発達しています。
繁殖期になるとカンガルーは、メスの取り合いになり、オス同士がけんかをすることがあります。 上半身の大きさを比べ合い勝敗が決まりますが、決まらないとボクシングのように殴り合ったり、蹴ったりします。 しっぽでバランスを取りながら相手に入れる蹴りは、「内蔵が破裂する」と言われるほど強烈です。
また、カンガルーは、時速70kmで移動できるほど跳躍力が高い草食動物です。

わずか1gほどの大きさで産まれてくるカンガルーの赤ちゃんは、お母さんの下腹部にある、皮膚のひだでできた育児のための「育児嚢(いくじのう)」という袋の中で育ちます。 産まれてきた赤ちゃんは、すぐ自力で潜り込む袋の内部にある乳首に吸いつき、8ヶ月ほど全く外に出ず袋の中で育ちます。 ある程度育ち、外に出るようになっても、しばらくの間出たり入ったりを繰り返しながら育ちます。

わずか1gほどのかなり小さい状態で産まれてくるカンガルーの赤ちゃんは、「いつ産まれたのか」、「いつお母さんの袋の中に潜り込んだのか」がわかりません。 そのため、正確な出産日を把握することが難しく、お母さんの袋の中から顔を出した日がカンガルーの誕生日となり、出産日ではありません。 もし、動物園の飼育員が顔を出したことに気づかなければ、誕生日が変わることがあるかもしれません。

オーストラリアを代表する動物であるカンガルーは、とても可愛いですが、ボクシングのようなオス同士のけんかや、誕生日の秘密など、意外な一面を知りました。 機会があれば動物園を巡り、「50種類ほどある」と言われているいろいろなカンガルーを見比べてみたいです。

もう1記事読みませんか?


職種別


シェアしていただけると喜びます。