本当に良いもの (朝礼ネタ578)

以前に冷凍食品の試食販売員のアルバイトをしていた時の事です。
私はいっぱい売ってやろうとはりきっており、そこで働く店員に負けないくらい声をかけて商品をアピールしていきました。

しかし、手にとって食べてはもらうもののなかなか買うまでには至りませんでした。
理由がわからず困惑していると、近くを通りかかった鮮魚担当の社員の方が声をかけてくれたのです。
いまいち売れないことを告げてアドバイスをもらおうとすると「売り込みすぎだね」と言われました。
どうやら買って欲しいという気持ちがお客さんに伝わりすぎて、びっくりしているんじゃないかということでした。

その時の社員の方は例え話を交えてこう教えてくれました。
宗教とか新聞の勧誘ってしつこすぎると腹立つでしょ?
君はそんな売り方していないとは思うけど、本当に美味しいものなら、長々と説明して納得させようとするんじゃなくて、この商品の最大のポイントだけを伝えてみたらどうかな?

私は休憩を挟んで午後の部から、教えてもらった通りに販売をしてみました。
売れ行きは大して変わりませんでしたが、お客さんと話す時間が増えたことに気がつきました。
午前中は一方的にアピールしていたせいでお客さんが寄り付かなかったことがやっと理解できました。

これを機に私は説明やアピールをするときに長々と喋るのをやめました。
要点だけを話すことで、聞き手も自分の言いたいことを理解してくれることが多くなりました。
本当に良いものというのは、シンプルな言葉だけで十分に魅力的に感じることを教えてもらったことに今でも感謝をしております。

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