祖父母に甘やかされた知的障害児のエピソード (朝礼ネタ564)

私が学生時代にバイトをしていた施設で聞いた、印象に残っている話をしたいと思います。

私がバイトをしていたところは障害のある人をご家族さまの仕事や外出などのため一時的にお預りする福祉施設で、様々な年齢の、様々な障害をお持ちの人がいらっしゃいました。

施設の職員さんから教えてもらった話なのですが、ある知的障害の女性の利用者さんが中学生の頃、親御さんの都合でおじいさん、おばあさんの家に預けられた期間があったそうです。
お母さんは「障害があっても、なるべく自分のことは自分で出来るように」との思いでしつけをされていましたが、おじいさんとおばあさんは「障害があってかわいそう、不憫な子だから」と自分で出来ることも全部やってあげて、お菓子やごはんを欲しがるだけ食べさせて、という生活になっていたそうです。
お母さんはその方と久しぶりにお会いしたとき、とてもふくよかになった見た目と、今まで出来たことがことごとく出来なくなってしまったことに凄くショックを受けてしまわれたとの事でした。
私が出会った頃は、もうその方は普通体型で身の回りもある程度自分で出来ていたので、お母さんが一生懸命しつけをし直したんだと思います。

うちの施設の利用者さんにも言えることですが、障害があるからと「出来ないだろう」「周りが手伝うべきだろう」と決めつけたり、「欲しいと言っているから、あげないとかわいそう」と過度に甘やかしたりするのは本人のためにならないのだと思いました。

もう1記事読みませんか?


職種別


シェアしていただけると喜びます。