悲しい出来事がおこっても、あなたの支援で回避できます。 (朝礼ネタ563)

数年前、盲目の少女が登校途中、JR川越駅構内で脚を蹴られたという事件が発生しました。
それも、点字ブロック上を歩いていた時の出来事です。
これ以前にも、同じく全盲男性が飼っていた盲導犬がフォークのような物で刺されるという事件も発生しています。
この事件は、被害にあったのは男性が頼りにしている盲導犬ですが、男性にとってはかけがえのない体の一部なのです。

少女の事件概要は、少女が使用していた杖に男性がつまづいたため、この男性が腹いせに少女の背後から脚を蹴ったのではないかということです。
近くに居た男性が目撃し、「何をしているんだ!」と声を掛けたら走り去ったということです。
この少女に何の不手際があったというのでしょうか。
少女がわざと男性をつまずかせたとでもいうのでしょうか
蹴った男性本人に問いかけてみたいものです。

少女は点字ブロック上を歩行しているのです。
視覚障がい者は足元が見えない不安と恐怖を抱えながら外に出ているのです。
それは生きる為にです。
少女ばかりではありません。障がい者は健常者に伝えきれない苦悩をかかえています。
決して自分が障がい者だからといって甘えている人などいないのです。
それ以上に努力していることを理解していただきたいと思います。

皆さんもご存じの、某TV局で24時間の特番を放送していました。
障がい者支援の企画テレビです。
障がい者が夢に向かって努力をしている姿や、健常者の理解を深めるのが目的に企画されているようです。
障がい者の努力も感じ、周囲の協力や暖かさも感じ取れました。
私も障がい者の一人です。
健常者の皆様のご協力は常日頃感じています。「有難うございます。」の言葉をだすばかりです。
しかし、今回のような事件があると、例え、心無い少数の人だけの行為とわかっていても、われわれのような障がい者は不安を取り除けないのが現実になってしまいます。

毎年の恒例ともなっているテレビ放送ですが、放送された内容が当日だけの盛り上がりに終わらず、常に皆様の気持ちに残り行動に反映されれば幸せだと思っています。

障がい者を特別扱いしていただく必要はないと思いますが、困っている状況が見えましたら、一声掛けてください。
それだけでも障がい者にとっては、安心と勇気を得られる力になります。
どうか、力無き者に卑劣な考えや行動だけは控えていただきたく切にお願いします。

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