店員のジレンマ (朝礼ネタ549)

スーパーや家電量販店では時折お客様感謝セールのいった価格で感謝をアピールするものがあります。
それ以外にも丁寧な接客、真心を込めたサービスを心がけるお店も多々あると思います。

しかし、店員がお客さんに対して丁寧に接するほど、店側が損をする場合があるのです。

例えば家電量販店は一つの商品が数万円するものがあります。
テレビひとつをとっても、色々なメーカーや機能の違いが一目ではなかなかわかりづらいものです。
店員さんがお客さんに対してテレビについて色々言った結果、テレビが一台売れればかなりの売り上げになるでしょう。

では、これがスーパーの店員だったらどうでしょう。
お客さんが味噌を手にとっています。
そして店員に味噌について聞いてきました。
散々説明や世間話などをして10分ほどお客さんの対応をしたとして、先程のテレビと比べると売り上げに貢献するとはなかなか言いにくい価格です。

スーパーは会社によってはサービス残業を強いられるくらい時間に追われているところもあります。
親切に対応をしすぎると売り上げが伸びるどころか自分が苦しくなってしまうのです。
するとどうしても対応がそっけなかったり、雑になってしまうのです。

私も以前はスーパーの店員で、上記のようなジレンマに悩まされたものです。
常連の方に案内したついでに立ち話をした後に、バックヤードで上司に喋りすぎだと怒られたこともありました。
しかし、自分がお客さんなら気持ちよく買い物をしたいと思っていましたので、たとえ会社として効率の悪いことでも辞める日までお客さんとのコミュニケーションは止めませんでした。
その何気ない話で、私の心もいい気持ちになれただけでとても幸せなことだからです。

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