初期流動管理の大切さ (朝礼ネタ544)

試作で良品ができたことを確認すると量産に入ります。
量産に入ってからのある一定期間を「初期流動管理期間」と呼びます。
製造業ではよく耳にする言葉ですね。

今日は、初期流動管理に関してお話ししたいと思います。

生産準備段階では、取引先から提示される数量を確保すると、生産を止めてしまうことがほとんどです。そのため、品質確認も少量です。
しかし、いざ量産に入ると予想もしていなかったトラブルが発生することがあります。
みなさんも経験があるのではないでしょうか。
量産に入り生産数が上がってくると金型や機械などが馴染み、そこから発生する不具合が出てきます。

生産準備段階で多くのトラブルを潰し込み、また初期流動期間中に発生したトラブルも早く対処することで、良品率が100%により近くなります。
100%は言い過ぎでしょうか。良品率100%だったら特別手当が出ますかね。
しかし、良品率が上がって廃棄数が減ることは会社にとってロスが少なるわけですから、皆さんに何かしら良いことがあってもおかしくありません。

話が本題から逸れてしまいましたが、初期流動管理期間は量産期間の中でトラブルが発生しやすい時期と思います。
検査ポイントになっていないところで不具合が発生するなど未知数です。
危険予知をしながら品質確認することがとても大切になってきます。
品質情報のフィードバック、対策立案、対策実施、効果の確認を絶え間なく回転させることがポイントです。

初期流動管理期間中の流出不良は、取引先からの信頼をすぐに失ってしまいます。
受注間もない製品の不良は、会社関係にヒビが入ります。
発注した側の期待を裏切るわけですから、当然と言えば当然ですね。

取引先の信頼を確保し永遠に会社を存続させるためにも、この初期流動管理は確実に実施しましょう。

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