生産準備活動はしっかりと (朝礼ネタ543)

量産へ入る前の準備段階を「生産準備」と表すことがあります。
特に製造業、その中でも私たちのような自動車業界で働く者にとっては、馴染みのある言葉と思います。

今日は、生産準備活動についてお話ししたいと思います。

取引先から受注しますと、量産へ入る前までにいろいろなものを準備しなければなりません。
私たちは金型を用いて生産しますので、金型づくりが最初の作業になるかもしれません。
使用材料の特性調査、生産工程の作り込み、試作などたくさん行うべきことがあります。

ここで大事なことが3つあると私は思います。

1つ目は、1部署が特化して行うのではなく、全社で取り掛かることの重要さです。
各部署には、今まで培ってきたノウハウが必ずあります。
たくさんの人が集まれば、それだけ良い知恵が出てきます。

2つ目は、過去の反省を大いに生かすことです。
同じ不具合を再発させていてはもったいないです。
量産中の製品でどのような問題が起きているのか、調べることを怠ってはならないと思います。

3つ目は、取引先から多くの情報を受け取ることです。
私たちが持っていない知識や技術の提供を受けることは、将来、会社の財産につながります。

生産準備段階で問題を潰し込むことによって、量産に入ってから苦労することはなくなります。
量産後あらゆる問題が表面化し、生産をしながら金型対策を進めることはとても労力がいることです。
最悪の場合、金型の作り替えとなれば膨大な費用の損失につながります。

生産準備段階は、製造業で一番力をいれる時期ともいえます。
この3つのことを頭の中に置いていただき、安心して生産できる体制をみんなで作り上げましょう。

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