会って話をするということ (朝礼ネタ537)

営業の仕事をしています。
既存のお客様はもちろん、新規開拓も日々頑張っています。

先日、以前よりアプローチしていた商店主の方から、遂にお取引頂けることになり、自宅兼店舗へ伺うことになりました。
店舗は都心の一等地にありながら、昔ながらの小さな町の電気屋さんです。すぐそこには大型家電量販店が出店しています。
今時、このような店で採算は採れているのだろうか、と思ってしまいました。

店舗に入り、商店主に初めてお会いし挨拶しました。
私のアプローチ法は主に手書きの手紙と電話を何度も繰り返し訪問に繋げることが多く、訪問初日に初めて顔を合わせることとなりました。

商店主と取引について話をしていると、入れ替わりお客様がいらっしゃいます。
ちょっとした小物を購入する方もいれば、修理の相談に訪れる人。何も購入することもなく、挨拶だけしていく人もかなりいらっしゃいました。
商店主は「うちのようなところは、乾電池ひとつでも配達しているんです。量販店は品物も種類も豊富で、普通に経営してたら誰も来なくなってしまうんです。
だから、この店を利用してくれている人たちが何を必要として、どういったことに困っているのか、毎日の挨拶みたいな会話から広い出して、出来る限りお応えできるようにしているんです。」

この言葉を聞いて、とても感心させられました。
普段の何気ない会話に人のニーズが隠されており、小さなことでも応えていくことで誰かの役に立てたり、営業の成果に繋げることができると思いました。

商店主様とお会いするのに半年以上かかりました。顔を見て何気ない会話がようやくできるようになった訳です。
ニーズは本当に何気ないところにヒントがあると考えさせられる出来事でした。

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