ピリピリ、ジンジン、チクチクに有効な成分の発見と今後 (朝礼ネタ51)

痛みと言ったら何を思い出すでしょうか。
包丁で手を切った時の痛み、ストレスによる胃痛、風邪による頭痛など、様々な痛みがあります。

今日は、ピリピリ、ジンジン、チクチクと言った痛みを伴う神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)に効果のある成分が見つかったというお話をさせていただきます。

痛みですが、その原因によって3つに分類されます。

炎症による痛みで侵害受容性疼痛(しんがいじゅようせいとうつう)と何らかの原因で神経が障害を受けて起こる神経障害性疼痛と心理的や社会的な原因で起きる心因性疼痛(しんいんせいとうつう)です。

侵害性疼痛は、ケガをした時のようにケガの部分に痛みを起こす物質が発生してこれが抹消の侵害受容器を刺激して痛みを感じるものです。切り傷、打撲、頭痛、歯痛、腱鞘炎などがこれに当たります。

神経障害性疼痛には、坐骨神経痛や脳卒中や脊髄損傷による痛みなどがあります。

心因性疼痛は、様々なストレスによって起こる痛みです。

この痛みの中で、神経障害性疼痛の患者は日本国内で600万人以上いると言われています。

この痛みには、しびれの様な強い痛み、電気が走るような痛み、焼けるようなヒリヒリする痛み、針で刺されたような痛み、衣服の擦れや冷たい風に当たると痛むなど様々ですが、モルヒネなどの現状の鎮痛薬が効きにくく、新しい薬の開発が求められていました。

名古屋市立大学のグループが、この神経障害性疼痛に効果が期待できる物質をトリカブトの根から見つけました。

ネオリンという物質です。
ネオリンは神経障害疼痛を発症させたマウスの症状を改善したとのことです。

今ある多くの薬は、植物の有効成分から開発されてきた歴史があります。
ネオリンからもさらに有効性が高く、毒性の少ない薬が開発さてくることを期待したいと思います。

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