認知症患者の看護について〜我が子の体験を通して〜 (朝礼ネタ473)

我が家の出来事です。

先日、娘の幼稚園の参観日があって行ってきました。
当日は体育館の中で、音楽の教室を参観する、といった内容でした。
幼稚園児なので、座って授業形式というよりは、みんなで手をつないでぐるぐる回りながら歌を歌う、先生のピアノに合わせて走ったり、止まったり、ジャンプしたりといったリトミックの要素が強いものです。

当然、親の前を通ったらどの子も手を振ったりします。
我が子も多分にもれず。
結局、その参観はいつもの通り、楽しそうな様子を見ながら終わりました。

参観が終わり、幼稚園バスで帰宅する娘を迎えにでました。
手を振り、バスを見送った後。
バスが止まるすぐ横に公園があるのですが、その公園にあるブランコで立ち漕ぎしながら娘が一言。

「今日のチョコレートケーキのおやつあるんでしょーー?」

とニヤニヤしながら言うのです。

思ってもいなかった私は、「はぁっ⁉︎ないよ、何で⁉︎」と答えると、

「だって、今日幼稚園来てたとき○○○(全国的に有名なケーキもあるお菓子屋さんの店名)の袋持ってたじゃん‼︎」

そこで、はっとしました。

そうです。
私、幼稚園の中に入る際、外靴を入れる袋にそのお店の袋を利用していたのです。

たしかに一番前に陣取って参観していましたが、そんなところまで見ているとは思わなかった。
子供って本当に些細なことまでよく見ていますよね。

私たちの仕事、看護も同じです。

特に認知症患者は、痛いとか苦しいとか、身体の不調を自分で訴えることが困難です。

私たちが、「普段と何かが違うな」「ちょっと目つきが違うよね?」「ちょっといつもよりふらついてるかな?」という、とても些細なことでも観察し、異常の早期発見に努める必要があります。

早期発見できると、患者さんにとって良いのはもちろん、私たちの仕事も減ります。
重症になって行う点滴よりも、軽症の間の内服薬で済む場合もありますから。
転倒予防ができれば、頭部を打撲したために行ったCT出棟も不要になります。

子供のように観察力を磨きましょう。

ちなみに、私はそれ以来、幼稚園に持っていく袋は、無地のビニール袋を利用しています。

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