運動で認知症は防げる 運動習慣の見直しはまずスタッフ側から (朝礼ネタ428)

皆さんは、日頃運動を心がけていますか。
すでに多くの方がご存知の通り、運動にはさまざまなメリットがあります。

いざ挙げろと言われたら思い浮かばないという方でも、「運動しないから病気になった」と聞いて、違和感を抱く人はまずいないでしょう。
「いや、そんなことはありえない!」と確かな根拠をもって反論できる方もいないと思われます。
大抵の方が「まあ、あり得る話だよな」と首を縦に振るはずです。
事実、運動療法は生活習慣病の改善に有効であると考えられています。

もちろん、高齢者介護でも同様のことが言えます。
高齢者は身体を動かさなければあっという間に心身機能が衰えてしまいます。
体力・筋力低下はおろか、認知機能も衰えます。
そう、運動しなければ認知症発症のリスクも高まるのです。

言い換えれば、運動によって認知症は防止できるということです。

運動は脳を活性化し、脳細胞を増やし、記憶力をアップさせます。
要するに、運動するほど「頭が良くなる」のです。
このことは、昨今の数多くの脳研究によって証明されています。

年をとってからでは遅いのではないのか、と思われる方もいるかもしれません。
しかし、高齢になっても脳細胞は毎日新しく産まれていることもまた、現代科学によって証明されています。
高齢だからもう手遅れなどということは決してないのです。

運動療法のメリットは、健康に害がないことです。
薬物治療では、副作用等の面から心身共に少なからず負担がかかります。

認知症と同様に「運動療法」はうつ病にも効果があるとされています。
何だかやる気が出ない、気分が乗らない、そんなときこそ軽く運動してみる。
まずは介護スタッフ側から、そんな習慣を始めてみてはいかがでしょう。

私がこれをスタッフ側から勧めているのは、身をもって運動の良さを実感してほしいからです。
自分ができていないことを誰かに勧めるのは抵抗や罪悪感がありませんか。
それに勧められる側も、習慣が身についていない人にやってみませんかなんて言われても、首を傾げてしまうでしょう。
食べ物の好き嫌いの激しい人に「好き嫌いは止めなさい!」なんて言われるようなものです。

運動の良さを理解できれば、必ず利用者にも勧めたくなってきます。
介護の現場に運動というケアを広げるためには、第一にスタッフ側の運動習慣の改善が必要なのではないでしょうか。

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