ソニーのモノ作り (朝礼ネタ377)

ヒットしたソニー製品の一つに、ロボット犬・アイボがあります。
ソニーはこれがどれほどの需要があるのか、儲けを生み出すのかをはっきり判断しないままに開発を進めたといいます。

これは、ソニーのモノ作りがイメージから入って行くからです。まずイメージを膨らませることを大切ににします。
開発初めに、大きさ、形、色など具体的なビジュアルに囚われてしまうと、従来の発想を超えたモノ作りができないからです。
開発当初はモノの具体化はある意味「いいかげん」にしないと自由なイメージ展開を阻害して、ソニーらしい商品にはならないと考えられていました。

この様な自由な発想や個性を大切にすることは、仕事のやり方にも現れます。
商品会議などの会議では議事録などは作られません。
プロジェクトが上司を飛び越えて進むこともあり、プロジェクトの方針や組織が朝令暮改で頻繁に変わるのは、ソニーで珍しいことではありません。

よく言えば自由闊達、言い換えれば勝手気ままなこの仕事のやり方は、組織の無視や企業統治の困難などの悪弊も生み出しますが、
それ以上に発想の自由やその元になる個性の尊重を重要視しているのです。

ソニーがそれほど大切にしているこのことは、クリエイティブという職業において最も大切であるのは言うまでもありません。
そう分かっていながらも、ソニーほどの思い切りをもってそれを守ることができるのか。
個人でも企業でもその点が難しく、そして重要なのではないでしょうか。

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