温かさの共有 (朝礼ネタ292)

先週甥の1歳の誕生日で親戚が10人以上も集まり、充実した時間を過ごしました。お餅を担いだり選び取りをし、とても楽しいお誕生会でした。
みんなが甥の1歳という節目をお祝いし、笑顔が溢れていました。

さて、人の私たちホスピスの看護師は「人の死を看取る」仕事です。

ここでは薬剤で痛みや吐き気などの苦痛をコントロールし、比較的穏やかに最期まで過ごされている方が多いです。院内放送も入らず、静かな環境です。
外出や買い物など、患者さんの要望があれば私たちも同行して対応しています。

そういった日々を過ごしていると、他の病棟とは違い、患者さんと一緒に生活をしているように感じることがあります。

そんな濃厚な時間を過ごしてきたこともあり、患者さんの最期にはいろんなスタッフが涙を流してお別れをします。それはなぜか。ご逝去されることが悲しいと同時に、その患者さんのことが好きだからです。

私たちは患者さんへ愛情を持って接しています。

今痛いところ、苦しいところは無いか。
楽しみにしていることはあるか。
一度受け入れた死の宣告を、今はどう感じているか。

肉体的にも、精神的にも、なにか困っていることは無いか、私たちにできることは無いか。
看護師のあらゆるセンサーを使って、患者さんの苦痛は除去し、楽しみは増幅させる。
最期に「充実した人生だった」と言ってもらえたら最高ですよね。

誕生会も死の瞬間も、愛する人が集まってその時間を共有することが大事なことだと感じます。
そしてそこへの援助こそ、私たちにできる大事な仕事だと思います。

今日も大好きな患者さんたちに、私たちの最高の看護を提供しましょう。

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