人事が意識すべき優秀な社員の定義 (朝礼ネタ279)

人事は採用活動において、優秀な人間を採用するという責務が課されています。
しかし、ここでいう優秀な社員というのは、多くが持っているイメージとは少し違う場合があるのです。

というのも、本当に優秀な人というのは、自分が今の会社の環境に満足いかないときには辞める決断をする可能性が高いです。
自分が優秀だという自負があるならば、他のもっと待遇が良い会社でも雇ってもらえるという自信が生まれるはずですから、転職をしやすいのです。

そして、辞められるというのは会社にとってもマイナスと言えるので、優秀な社員が欲しいということは間違いなく言えるのですが、ここでいう優秀というのは会社を辞めないという意味も含めて考えないといけません。
会社にとって利益をもたらすことができる社員が優秀なので、能力は高くてもすぐに辞めるような社員は損失も大きいので、会社にとっては必ずしも優秀とは評価できないのです。

人事として採用活動をするときにはそういったことも頭に入れておかないといけません。
そして、自分の会社の規模なども踏まえたうえで、本当に能力が優れている学生を採用した場合、自社よりも他社を選ぶ可能性を考え、どのラインまでの能力の学生ならば自社に残ってくれそうか?を漠然とでも良いので考えていくべきでしょう。

私は会社にとって利益をもたらす人間を採用するために、能力面と退職する確率の両面を常に意識して、採用活動にあたっていきたいと思っています。

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