「ものづくりの会社の良心」 (朝礼ネタ256)

今日は、かつての先輩が教えてくださったことをお話ししたいと思います。

私は新入社員研修後に、品質管理部に配属されました。
何から手を付けたらいいのかもわからない私を、A先輩が指導してくださることになりました。

A先輩が私に「品質管理ってどんな仕事か知ってる?」と尋ねました。
私はまぬけにも「品質を管理するんですよね」と返答しました。
先輩は「品質管理は、ものづくりの会社の良心だよ」と教えてくれました。

何が「良心」なのかさっぱりわからない私には
先輩のことばは禅問答か何かのようにしか聞こえませんでしたが
しばらくしてその意味を理解することとなりました。

仕事に慣れてきた頃に受け持ったプロジェクトで大失敗をしてしまったのです。
思い出すと今でも冷や汗がでますので、失敗の詳細はここでは伏せさせていただきます。

原因は「すでに発売されている商品の改良版なんだから、不備や失敗はないだろう」という私の思込みでした。
当時の上司からは「品質管理部で止められなかった不備は、お客様に届いてしまう。
お客様を裏切り、場合によっては危険にさらすことになる」と教えられました。
私には返す言葉もありませんでした。

それからは技術的な知識に限らず、法律の変更や過去の判例を学んだり
研修会にも積極的に参加するよう心掛けるようになりました。

品質管理部の仕事は、常にお客様に安心してご利用いただける商品を世に送り出すことです。
お客様を危険にさらす可能性がないか徹底的に調べる、その働きが「ものづくりの会社の良心」なのだと思います。

今日も一日頑張りたいと思います。

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