会社の「ニオイ」 (朝礼ネタ237)

タクシーの運転手さんから聞いたお話です。
その運転手さんは、毎日のようにある会社からお客様をお乗せするそうで、その会社は大抵の人がその社名を知っている大企業です。
乗って来られる人は、その会社の社員さんが一番多いのはもちろんですが、大企業だけにその関連会社の方もたくさんおられ、取引関係の人も乗って来られるそうです。
運転手さんが仰っていたのは、乗って来られるその方たちが、皆さん例外なく礼儀正しいジェントルマンなのに驚き感心しているということでした。

タクシーという仕事柄、様々な会社の人を見る機会があるわけですが、その社員さんの雰囲気や物腰や態度は会社によって異なり、
それぞれの特有の「ニオイ」があるとその運転手さんは言っていました。
そして同じ会社の社員さんは概ねよく似た「ニオイ」がするのだそうです。

その大企業の社員さんたちにもやはりその「ニオイ」があるのですが、その「ニオイ」が良い事もさることながら、
本家の社員さんはもとより関連会社の社員さんにまで同じ良い「ニオイ]がすることに、運転手さんは感心しているのです。

その会社では、その会社の社員だけはなく関連企業の社員に対しても、いろいろな種類の研修が始終行われ、日本全国から人が来ているのだそうです。
そして余程内容のある、しっかりとした研修体制ができているのだろうとは運転手さんの言です。

運転手さんが「ニオイ」と表現したものは、言い換えれば「社風」なのだと思います。
社風はその会社の歴史が醸し出すもので、良い社風を作り上げるために研修は一つの大きな方法です。

研修そのものの具体的なテーマはいろいろあるでしょうが、その根底に流れるものを伝達する事こそが研修の最大の目的ではないかと、
運転手さんの話を聞いていて思いました。

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