物事は20%でほぼすべて決まる (朝礼ネタ206)

あるものの20%が、そのもののほぼすべてを決定してしまう。
と言うと、ちょっと驚きますが、そんな法則があります。

パレートの法則あるいは80:20の法則と言われるものです。
経済学者ヴィルフレド・パレートによって発見されたもので、2割の人がすべての富の8割を所有しているというデータに気づいたのです。

この法則は色々なところで当てはまることが分かってきています。

例えば
お客の2割が、売り上げの8割を占めている
仕事時間の2割が成果の8割が生み出している
商品の2割が売り上げの8割を占めている 
営業マンの2割が売り上げの8割を占めている
などです。

ということは、何事においてもこの2割をおさえることが重要となります。
仕事に取り掛かるとき、問題を解決するときにこの2割がなんであるかをまず突き止めれば、ほぼ解決できることになります。

ここで、その2割だけに注力すればいいかというと、そうでない場合もあるので注意が必要です。
2割と8割の関係も重要です。

このパレートの法則と同様の法則に、働きアリの法則あるいは2:6:2の法則と言われるものがあります。
北海道大学の長谷川教授が2年もの間アリを観察して見出したものです。

アリの集団には、よく働くアリと普通に働くアリと働かないアリがいて、その比率が2:6:2であるというものです。
ここでも、よく働くアリとそうでないアリは2:8になります。

効率を考えると、アリの中から2割の働くアリを集めて集団を形成させれば、非常に効率のいい集団ができると思われますが、そうするとその中から働かないアリ、普通に働くアリが出てきて、やはり2:6:2の割合になるそうです。

この現象は、当初の普通に働くアリだけの集団、働かないアリだけの集団を作っても、やはりよく働くアリと普通に働くアリと働かないアリに分かれ2:6:2になるそうです。
チョット信じられないような気もします。

なぜそうなるのか。
コンピューターを使って、よく働くアリだけの集団を作りシュミレーションしたところ、よく働くアリだけの集団では、集団が疲弊し滅びてしまったそうです。

一見、無駄な要員のように思える働かないアリ、このアリがいるからこそ集団が保たれていたのです。

アリの集団には人間と同じように腰の軽い、重いがあり、腰の軽いアリから順次よく働くアリ、普通に働くアリ、仕事をしないアリとなり、仕事をしないアリは疲れたアリの交代要員として存在しているのです。

なので、全体としてみれば疲弊することなく仕事を続けられている訳です。
一見無駄のように見えるところに、継続の本質が隠れています。

なぜ2:8あるいは2:6:2の割合になっているのか分かりませんが、今後、何かにつけ20%に注目していきたいと思います。

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