デザインの理想と現実 (朝礼ネタ198)

グラフィックデザインを仕事にしている人で、勘違いしている人が多いと感じます。
入社してから、理想と現実の違いを感じる人も少なくありません。
自分のやりたいことができないということで、退職する人も見てきました。
しかし、少し考えてほしいです。

デザインと芸術の違いを分かっていない人が多い気がします。
私たちのやっていることはデザインであって、芸術ではありません。

デザインというのは、自己満足ではいけないのです。
芸術は自己表現をして、評価されるものです。
しかし、デザインというのは他人が求めていることに応えることだと思います。

実際に私も、その違いに苦しんだ記憶があります。
自分では完璧だと思っても、やり直しを指示される。
この人は分かっていないなと思うこともありました。

でも、よく考えると自己満足だなと思いました。
クライアントの求めることをやるのがデザイナーだと。

お菓子のパッケージデザインにも、意味があります。
そういうことをデザインで伝えられるのか。
例えかっこいいデザインでも、内容と合っていないと良いデザインではないのです。

時には不本意な依頼を受けることもあります。
なかなか自分のやりたいことができない。
でも、仕事とはそういうものなのかなとも思います。

嫌であれば、芸術家になればいいのですから。
自己満足のデザインと、クライアントの求めるデザインというのは違うのです。

もちろん、こちらからも意見を言うことは大切です。
こうした方が良くなるという改善案を出していくのも必要です。
クライアントと意見を交わして、デザインを作り上げる。
これがデザイナーの仕事なのかなと思っています。

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