金は売っても魂売るな (朝礼ネタ174)

先日営業先にて、とある奇妙なお客様と遭遇しましたのでみなさんと共有できればなと思いお話させていただきます。市街を散策しいつも通りかたっぱしからたたいている最中に、周りの建物とは格段に違う大きな一軒家を発見しました。チャイムを鳴らすと中から50代~60代ぐらいの小柳ルミ子似の女性が現れました。「今日はいい天気ですが、明日は雨が降りそうなので洗濯物には注意してくださいね」などというありきたりのない話題から一変し、「あなたは何屋さんでどういうご用でいらしたの?」といきなり本題を吹っかけられました。

私は疑心暗鬼になりながらもしんしに返答しようと思い「ご近所さん一軒一軒ごあいさつにまわりながら、いらなくなった金やプラチナを無料査定し、ご希望に沿う様でしたら買取までさせていただいています。そういった物はどうされてますか?」と普段なら遠回りする所を担当直入に言いました。

すると何を思ったのかその女性は下を向いて口全体で手を覆い、せき込んでしまいました。間もなく顔をあげ私と目が合うとにっこりした様子で一言「この金歯が取れそうだったのよ。ちょうど良かったわあげる」と言ってきました。私は全力の笑顔で唾液まみれのその金歯を見ながら「体の一部をお譲りいただく事はできません。お気持ちはとてもうれしいのですが、またお話にうかがわせていただきます」と一目散に逃げていきました。

みなさん、品格はお金じゃ買えません。有り余っている金やプラチナを売るような立場の人間になっても、魂を売るようなまねはしないでください。

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