感性にはじまり感性に終わる (朝礼ネタ162)

介護の職場は「感性に始まり感性に終わるといわれています。介護職は特別高度な知識も技術も必要ありません。しかし皆さんは介護のプロといわれています。素人とプロをどのように分けているのか、それがこの感性です。

介護技術が高い人とは、移乗の技術が高いとか、車いすの操作が上手とか言ったことではありません。感性の高い人のことです。

感性とは文字どおり感じる力のことです。ただ言われたことを右から左にただやっているだけでは感性は磨かれません。

ご利用者様は年齢的にもご自身から何かを表現することができなくなってきております。本当はこうして欲しいのだが感じ取ってくれない。だから妥協してよしとしている、要するに気を使っているのです。このような仕事は果たしてプロといえるでしょうか?

感性なんて持って生まれたものじゃないか?と思っている人もいるかもしれませんがそんなことはありません。感性は訓練で磨かれます。

まず、ご利用者様の立場に立ってください。日中ずっと車いすでテレビを見ること、寝たきりでいること、何かしたくてもできないこと、想像してみてください。何かしてあげたくなりませんか?そのような目でご利用者様を見てみてください。

頭のてっぺんから足の先までじっくり見てください。毎日見続けてゆけばその人が何を求めているのかよくわかります。寒くないかな?暑くないかな?つらくないかな?痛くないかな?毎日毎日繰り返してみていると自然と体に染みついてきます。

これができて初めてプロの介護士といえるのではないでしょうか。特別な技術は必要ありません。必要なのは思いやりに満ちた感性です。今日、一つで構いません。何かを感じて差し上げてください。

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