事故とは確率論との戦いである (朝礼ネタ145)

一口に「絶対に事故を起こさないように」と申し上げるのは非常に簡単です
またドライバーの皆さんも事故は絶対に起こしません」と言うのはこれまた非常に簡単なことだと思います
では「どうすれば事故は起こさないか」という質問には、われわれ管理者も含め実にみなさん多くの、しかしバラバラな答えをしてもらうことでしょう
つまるところ「明確な答えはない」が答えになってしまうのですのですが、こんなのはもちろんわたしたちが求めている答えではない

中には「車を運転している以上事故はつきものだよ」という方も当然いらっしゃるかと思います
もしもドライバーの皆さんの中に少しでもこういう気持ちがある方、いらっしゃいましたら本日を以てドライバー職を下りていただきたい
心構えのひとつなんでしょうがそれは近いうちに出ることになるか、いやもう既に運転そのものに出ていると思われるからです
わたしたちは常に会社の看板を掲げて街中を走り回ってるわけでして、そんな斜に構えた心構えで運転されたら事故とか以前にたちまち市井の批判の的になってしまいます

ではどうするか?
まず「どうすれば事故を起こさないか」
私はこの3つを推します:
・確実に停める=とにかくこちらが先に停まる
・常にこちらは非優先=とにかく相手を先に行かせる
・周囲どころか自分の視界に入ったものでさえ絶対信用しない=とにかく何を見てもまずいったん疑って掛かる

これでも正直、事故をゼロにすることは不可能です
それは認めますが、少なくとも「ゼロに限りなく近づけることは可能」であることはわかってもらえるでしょう

わたしたちは、一日の半分以上をクルマの中で過ごします
すると一般ドライバーのそれと比べると、事故に遭遇する確率はもう5倍にも10倍にも跳ね上がるわけです
すっごくでたらめな運転しているのに無事故無違反って人、皆さんの近所に一人はいるはずです

なぜかといえば「運転に費やしている時間が非常に短いから」
恐らくすぐそこのスーパーとか公民館とかその程度の距離、時間にしたら10分もないでしょう
いつもゴミゴミしてる都心ならそれでも危険ですが、田舎ならどうです?
事故に遭う要素なんてとても少ないと感じませんか?

わたしたちは車の運転をしている時間が長く、しかも交通が多い場所をメインに走っている
そうである以上、これまでの運転の仕方では事故遭遇の確率が5倍にも10倍にも上がってしまう、そんな環境に身を置いているわけです
ゼロどころの話じゃない

いかにその被害の具合を減らすか、それを行うのはわれわれ管理者の仕事ですが、一方あなたがたドライバーの仕事は「可能な限り事故を持ち込まない」こと
たとえ相手に非があるようなものでも、極力回避に努めて欲しい
そのためにはさっき言った3つの履行が重要です

難しいのは重々承知しています
ですが道という道を知り尽くしたみなさんなら不可能じゃない

どうか今日も無事に帰ってきてください

もう1記事読みませんか?


職種別


シェアしていただけると喜びます。