スタッフの一杯と客の一杯 (朝礼ネタ141)

牛丼店でアルバイトをしていた時の話です。
当時は学生だったので、時間帯や曜日を問わずにがむしゃらに働いていたことを思い出します。

仕事内容は商品の提供が主で、たまに牛丼の盛り付けをやるくらいでした。
昼時になると満席になり、提供する私も色々なことを追われながら仕事をしていました。
正直、その時は何も考えずにただ目の前の丼や定食を運ぶことしか考えていませんでした。

やがて時が過ぎ、飲食とは無縁の仕事をするようになった今は客として牛丼店を利用しています。
ふとアルバイト時代を思い出すこともあり、商品が来るわずかな時間に色々と思い出すこともあります。

客として来ると、一杯の牛丼から色々な幸せを感じています。
疲れた時のエネルギー補給、空腹を満たしてくれる幸福感がなんとも言えません。

しかし働いていた時はどうでしょう。
同じ一杯の牛丼なのに随分と違うことを考えて仕事をしていました。
客と店員の差だから、と言ってしまえばそこまでですが、今になって思えば働いていたあの時に何か考えたり、感じながら仕事をしていたらどうだったでしょうか。

当時はお金さえもらえればいいとしか考えていなかったですが、今では色々と考えながら仕事をするようになりました。
言われたことだけ黙々とやるのはとても楽ですし、当時はアルバイトなんてそれでいいと思っていました。

これを大人になった、と言って良いのかはわかりませんが、今日も私は一杯の牛丼で幸せになりつつ、店員さんはどんなことを考えているのかを知りたいと思っております。

もう1記事読みませんか?


職種別


シェアしていただけると喜びます。