ことわざと教育者について (朝礼ネタ137)

教育業で最も大切なポイントは何だと思いますか。

正確な教えをすること、わかりやすく説明すること、さまざまな意見があると思います。

しかし、私は、学習者から教わるという視点も大切だと考えています。

負うた子に教えられて浅瀬を渡るということわざはごぞんじでしょうか。

自分が背負っていた子どもに教えられて、深みにはまらずに済んだというエピソードが語られているわけですが、ここから学べることは多いです。

私たちは、学習者をついつい子どものように非力な存在であると考えてしまいがちです。

しかし、学習者をひとりの人格者として尊敬の目を持ち、先生が学習者から教わることで助けられることが多いのだということを知っておくと、教育者の姿勢も、おのずから変わっていきます。

自分の教え方はわかりやすいのかどうか、客観的に教えてくれるのは、学習者本人にほかなりません。

独りよがりの教え方になってしまうという罠から逃れるためには、学習者からの意見を積極的に取り入れる姿勢が大切だといえます。

また、学習者というものは、いつか先生を超えてゆくものですし、そうでなくては教えがいがないでしょう。

日々、学習者から教わるという姿勢、そしでいつかは自分を大きく超えた存在となった相手から、新しいことを教えてもらいたいという期待を持つ、そのときに教育業はもっと楽しくなります。

教育業界が淀んでいくのは、変化をしないときです。今こそ、斬新で生き生きとした活発さを取り戻して欲しいと切に願います。

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