なんだか変な私立文系 (朝礼ネタ1340)

私立文系は数学も物理も化学も何にも勉強しなくても世に言う難関私立大学に合格でます。しかし、難関大学では古典と漢文は入学試験の出題範囲に含まれています。

別に高校で習うすべてのことは後々の人生で役に立つことしか学ばなけれなならないというわけではないのですから、高校で古典や漢文を学ぶことがそれほどおかしなことだとは思いません。

しかし、どういうわけか私立文系の必須の入試科目の中に数学も化学も物理もありません。化学は物理はこの際脇に置いておくとしても論理的思考力を試すのが入学試験ならば、どうして一番それを計りやすいと言われている数学を必須にしないのはどうもおかしなような気がします。

まあ、所詮は私立文系の法学部や文学部ではその授業では数学の微分も積分も統計すらも使わないので、私立文系には数学は必要ないという考えなのでしょうか。それならば、漢文も古文も数学よりも不必要だと言えるにもかかわらず、どうしてこれらは入試科目の中に組み込まれているのでしょうか。

おそらく私立文系でも数Ⅲcまで必須としてしまったならば、多くの人が私立大学ではなく国公立理系に流れてしまうということを大学当局は理解しているので、私立大学は知識の暗記だけで乗り越えることができる簡単な入学試験を行い、数学のできない人たちを取り込むことで自身の大学経営の柱にしているのだと思います。

教員としての私の立場から言えば、数学が苦手だったとしても高校生には数学と徹底的に格闘してもらいたいですね。

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