楽な仕事なんて無い (朝礼ネタ134)

子供の頃、施設警備員を見かけた時「あの人はさっきから立ってるだけで何もしないなあ」と警備員は楽そうだと思っていました。

しかし、歳を重ね大学生になったある時に、イベントの警備スタッフのアルバイトをやることになりました。
座学の研修を経て、いざ現場に向かうとやはりやることは特に無く、道行く人の安全確保や道案内くらいでした。

しかし、子供の頃に立っているだけと根拠のない批評をした仕事ですが、実際は立っているだけで相当な疲労感がありました。
警備員がいなければ万が一の際にひどい事故があるかもしれない。
それを未然に防ぐためにそこに立っていたのです。

同じ理由で、高校生の時によく利用していた牛丼店の店員のことを「やる気のなさそうなだらしのない人」とバカにしていたことがあります。
同じく大学生の時に牛丼店でアルバイトをした時に、なるほどやる気が無くなる理由が少しわかる気がしました。
長時間労働、顧客からのクレーム、上司の圧力、アルバイトとはいえここまで苦痛を伴うとは思ってもいなかったので、警備員の時と同様に反省をしました。

今は会社員として生活をしていますが、今の仕事も上記以外で経験した全ての仕事は、どれも楽なものは1つもありませんでした。
よく巷では職業毎に優劣を付けて、劣っていると決めつけた業界をバカにする風潮があります。
未熟な子供時代の自分もそんなことをしていましたが、とても恥ずかしいことです。

働いて所得を得るということは、給与に差はあっても、優劣による差などないのです。

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