同じ毎日でも、繰り返しではない (朝礼ネタ1318)

働いている期間が長いと日々同じような仕事を繰り返していると勘違いをしてしまいがちですが、実はそうではありません。
販売という仕事は、物を売り、買っていただくという内容を常に繰り返しています。けれど、同じ時間、同じ条件であっても、そこに来店されているお客様は、毎度毎度違うのです。

仏教には、「諸行無常」という言葉がありますが、『平家物語』の冒頭にも書かれているので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。その有名な一説が
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」です。
「諸行」とは、この世のものすべてのことを指し、「無常」とは、常がない、続かないという意味です。つまり、この世の中の一切すべての事柄は、常に移り変わっていくという事です。
このことからも、「日々の業務が全く一緒である」という事はありません。常に、新しい事柄が始まっているのです。

さて、もう少し身近な言葉でお話ししましょう。
「一期一会」という言葉を知っているでしょうか。辞書によると「茶の湯で、すべての客を一生に一度しか出会いのないものとして、悔いのないようにもてなせ、という教え」と書かれています。
まさにこれは、販売業にも言えることで、来店されるお客様とは、それがたとえ常連のお客様であっても、その日、その時は、一生に一度しかない接客となります。
その一生に一度の機会を「私にいただけたこと」に感謝し、常にその事を念頭に置くことで、どのようにすればお客様が満足されるのかが見えてきます。

今日も多くのお客様が来店されます。「一期一会」の精神を感じながら、それぞれが接客をしてください。そして、多くの「ありがとう」をいただいてください。それが私たちの財産です。

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