レベル別の学習ができない公立の小学校 (朝礼ネタ1312)

教師の目線から見ると、自分の教え方がよくないので生徒の成績が上がらないなどとは思いたくないものです。自分が授業をしているにもかかわらず、その授業を聞いて成績が上がらない生徒というのは生徒の能力に問題があるからだと彼らは思いがちです。

確かに人間には能力の差があるので、のみ込みの早い子、ゆっくり時間をかけて何度もやらないと学習が記憶に定着しない子と様々な子がいることは確かです。しかし、だからと言って、教員というものがその真理を御旗に掲げることで自分の教える能力については棚に上げてしまうというのもどこか違うような気がするのは私だけでしょうか。

例えば、小学校の学年の中で勉強のできる上位5%に教員が授業することは、実は彼ら教師などいなくとも彼ら自身が教科書を理解レベルの人たちなのです。それとは反対に下位10%程度となると教員がしっかりと生徒にレクチャーしても、彼らはその内容を理解をし、再現できるのか怪しいグループなのです。

このように多くの公立の小学校では生徒のレベルに応じた学習ができないので、結果的に標準的なレベルの授業を行います。ですから、できる生徒は「簡単すぎてつまらない授業」になりますし、できない生徒にとっては「難しくてわからない授業」になっているのです。

しかし、レベル別の授業ができない学校ではこのような状態なのですが、大多数の生徒にとってはちょうどいいレベルが授業が行われていますので、そこに大きな問題が生じることはありません。

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