保護者との関わりのバランスが繊細な幼児教育に学んだ事 (朝礼ネタ1260)

保護者の方から大事なお子様を預かる仕事は色々ありますが、私が経験してきた幼児教育の場で大きく感じた事があります。

簡単に言いますと、幼児と良い関係が出来ても、その保護者、主に母親になりますが、そちらとの関係が円滑に築けるかどうかで毎日の仕事がどう進んでいくのかに大きな違いが出て来ます。

お互い、感情のある人間同士ですから、性格の点や考え方などで必ずしも合致する事ばかりではないのは当然の事です。しかし、だからと言って「この人とは合わない」と片付けられないのが、この仕事のとても重要かつポイントとなる所ではないかと思うのです。

子どもとの相性ももちろんありますが、子どもは接していくうちに教育者側にどんどん愛情が沸いてくるものです。私はそうでしたし、周りの同業者もそうでした。
多少、癖や性格が扱いにくい子どもでも、その背景や内面性がわかるとかわいくなっていくのです。
ですから、こういった仕事を選んでいる方々には、子どもとの接し方には愛情が付いてくると思います。

そこで時折、壁に突き当たる事があるのが、保護者との関係です。
信頼していただいて初めて成り立つ仕事ですから、保護者との関わりも良くしていかなければなりません。
せっかく子どもの様子を伝えても、さらっと交わされてしまっては元も子もないのです。

こんな事もありました。
子どもが、転んで膝に擦り傷を作ってしまい、すぐに消毒し軟膏をぬる等の手当てをし、子どもの様子を確認し異常がないのを確認の上、保護者に電話連絡をしました。すると、すぐにお母様が様子を見に来て、こちらの不注意を責められました。当然、その通りなため、親子どちらにも誠心誠意謝りましたが、それから卒園までの一年ちょっとの間、その母親とご家族から一切口を聞いていただけませんでした。

お預かりしている以上、申し開きする理由もありませんしこちらの不注意に変わりありません。
そこを、「子どものする事だから」と言ってくださるお母様もいます。
そこで、その言葉に甘んじてはいけないと学んだ出来事でした。
いつでも、安全に元気な状態でお帰しするのが当たり前、という事への意識が高まり、子どもだけでなく保護者との関係が大事な仕事である事を実感しました。

この仕事に限らず、どんな場面でも人との関わりがあります。
これはほんの一例ですが、どんな場であっても、目の前の事に色んな人が関わっているという事を常に頭に置いて、仕事も生活も進めて行きたいと思います。

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