お客様は神様とまでは言えませんが、感謝。 (朝礼ネタ1244)

以前、店頭販売の仕事をしていました。日用品、学用品やちょっとした雑貨なども置くような、いろんな年齢層をターゲットとした商店でしたが、様々なお客様に接して様々な思いを味わいましたが、今思えば良い勉強をさせてもらったと感じています。

そこはお年寄りも多くみえる商店でした。
そして何故か、頭ごなしに命令してくるお年寄りが多くいらっしゃるのです。昔からの住民である地域密着のお年寄りが多く、幅をきかせているという感じに思えました。

お年寄りの皆さんの口癖が、揃って「あなたの産まれる前から私はここにいるのよ」というものが多く、驚きましたが、つまりは先輩だから大切に接客しなさいと言いたいのだと理解し、毎日お相手しておりました。

中には、高級デパートの顧客のように振る舞いたいご婦人もいて、指さしで商品を集めさせ、ご来店時からお見送りまで誰かを付けさせる方とか、雨の日には「雨が降ってるのにわざわざ来たのよ。私が今から言うものを全部、家まで運んでもらうわ。」と勝手に配送の指示をする方まで、当時の私は若くてただただイライラしていました。

そのあと様々な経験をした今なら、もっと余裕を持って接客できると思いますが、当時はそこから何かを学ぶなど考えもしませんでした。

年月が経ち、思い返すと、あのお年寄りの皆さん方はおそらく、家で話す相手のいない方だったのかな とか、理不尽な対応をされていてうっぷん晴らしに来ていたのかな とか、それでも繰り返し来店される方がたくさんという事は、楽しみに来ていたんだろうなと思えました。
若い店員が言う事を聞いてくれるのが楽しみ、そんなお客様も今の世の中まだまだたくさんいるのかも知れないです。
そう思うと、それを見て自分がどう思ったのかを考える事で、これからの人生違ってくるかなと思う事もあるのです。
逆に自分が買い物をするとき、横柄な態度は取りたくないと思っている自分がいます。半面教師、というものかもしれません。
それも学びかなと思います。

周りの方にいちいち好かれる必要まではありませんが、不快に思われないよう振る舞いたいと思えるのは、接客業の経験があったからではと思えます。という事は、いろいろ悩ませてくださったあのお年寄りの皆さんにも感謝ではないかと思うのです。
考え方しだいで、もう少し私も成長できるかなと、頑張りたいと思えるこの頃です。

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